田中 ふむふむ、逆流性食道炎のグレードは?
研修医A 僕は患者さんに直接会ってはいないんですが、当時グレードBの逆流性食道炎で、食道裂孔ヘルニアは軽度だったそうです。(電子カルテの内視鏡画像を開いて)…この時からプロトンポンプ阻害薬の内服が始まり、3カ月後に症状改善で終了しています。
田中 その後のフォローはどうしたの?
研修医A 3カ月前に、1年後フォローの内視鏡検査をしたところ、改善していたそうです。そこでB君から、また内視鏡検査をすべきなのか聞かれました。とりあえず、PPIを再開してみたら?と伝えたんですが、良かったでしょうか。
田中 悪化要因を考えず、やみくもに内服を再開するのは気持ち悪いかも。他にこの患者さんの情報ある? そもそも呼吸器には何でかかっていたのかな?