
先日、日本医療機能評価機構が公表している「医療事故情報収集等事業」の報告書で、造影CTの施行に関する注意喚起がされていました。ビグアナイド系経口血糖降下薬(メトホルミン)は、ヨード造影剤と併用すると乳酸アシドーシスを起こすことがあり、ヨード造影剤を用いた検査を行う場合にはビグアナイド系経口血糖降下薬の投与を一時的に中止することが必要であるとされています。添付文書にも、投与前には中止しておくことと、検査後48時間は内服再開しないことが記載されています。
先日、日本医療機能評価機構が公表している「医療事故情報収集等事業」の報告書で、造影CTの施行に関する注意喚起がされていました。ビグアナイド系経口血糖降下薬(メトホルミン)は、ヨード造影剤と併用すると乳酸アシドーシスを起こすことがあり、ヨード造影剤を用いた検査を行う場合にはビグアナイド系経口血糖降下薬の投与を一時的に中止することが必要であるとされています。添付文書にも、投与前には中止しておくことと、検査後48時間は内服再開しないことが記載されています。
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薬師寺泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)●やくしじひろまさ氏。富山大学卒。岸和田徳洲会病院での初期研修を経て救急医療の面白さに目覚め、福岡徳洲会病院ERで年間1万件を超える救急車の対応に勤しむ。2013年から現職。
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