
高齢者によく見られる腰椎の圧迫骨折。コルセット着用による保存的治療と歩行訓練などのリハビリテーションを受けて退院した後も、引き続き「腰が痛い」と訴える患者は多い。こうした症例の大部分は、コルセットを長く着けていたことによる「廃用性筋力低下」や、背中の曲がりが強くなった(後弯増強)ために起きている腰痛と診断され、対症療法を受けている。
高齢者によく見られる腰椎の圧迫骨折。コルセット着用による保存的治療と歩行訓練などのリハビリテーションを受けて退院した後も、引き続き「腰が痛い」と訴える患者は多い。こうした症例の大部分は、コルセットを長く着けていたことによる「廃用性筋力低下」や、背中の曲がりが強くなった(後弯増強)ために起きている腰痛と診断され、対症療法を受けている。
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牛田享宏(愛知医科大学学際的痛みセンター教授)●うしだ たかひろ氏。1991年高知医科大学卒。神経障害性疼痛モデルを学ぶため1995年テキサス大学医学部客員研究員、2004年ノースウエスタン大学 客員研究員、同年高知大学整形外科講師を経て、2007年から現職。慢性の痛みに対する集学的な治療・研究に取り組み、2012年から愛知医科大学医学部運動療育センター長を併任。厚生労働省の「慢性の痛み診療・教育の基盤となるシステム構築に関する研究」の研究代表者。
2019/05/30
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