日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、プロトンポンプ阻害薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、32.7%の医師がエソメプラゾール(商品名ネキシウム)と回答した。
第2位のランソプラゾール(商品名タケプロン他)は28.4%、第3位のボノプラザンフマル酸塩(商品名タケキャブ)は15.8%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤として選んだ。
ネキシウムは、前回調査(2016年6月)でランソプラゾールを抜いてシェアが首位になったが、今回調査でシェアを33.6%から32.7%に落とした。一方で、前々回調査(2015年1月)でシェア首位だったランソプラゾールは、38.6%→32.1%→28.4%とシェアを落としているが、代わってシェアを伸ばしているのがボノプラザン。今回(第3回)調査で初めて15.8%と、ラベプラゾール(商品名パリエット他)を抜いて3位に食い込んだ。
なお、グラフには示していないが、4位以下は以下の通り。
・ラベプラゾール(商品名パリエット他) 12.1%
・オメプラゾール(商品名オメプラゾン、オメプラール他) 11.0%
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