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医師の絶対教養 読書編

優等生特有の「臆病な自尊心」どう飼い慣らすか

図1 医師の人生に多大な影響を与えた書籍(※クリックで拡大表示されます)

 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、「自分の人生に大きく影響したと感じ、今も大切にしている書籍」を、2018年10月6日~12日にアンケート調査した。その結果、最も多くの医師が選んだのは、手塚治虫氏による『ブラック・ジャック』だった(関連記事:医師人生に影響した1冊、1位はやっぱり…)。

 同点18位までの26冊を見ると、医療の現場を描いたものや、作者自身が医師である作品が多かった。また、哲学書、自己啓発書、心の在り方などを取り上げた作品も多々あった(図1)。

 まずは、医師を目指すきっかけとなった書籍や、受験勉強を支えてくれた書籍について紹介したい。

 『生命だけは平等だ。』は、医療法人徳州会を立ち上げ、基本的な経営方針として24時間365日オープンを掲げ、救急は断らないという方針の病院を全国各地に設立した徳田虎雄氏によるもの。その後、医療法人の献金問題などの事件が生じたが(関連記事:神になりたかった男 徳田虎雄)、徳田氏の大義「生命だけは平等だ」に共感した医師は少なくなかったようだ。

連載の紹介

医師の絶対教養 読書編
「本のない部屋は、魂のない肉体のようなものだ」とは紀元前ローマの政治家キケロの言葉。フランツ・カフカは「書物は我々の内なる凍った海のための斧」と語った。良質な書物との出逢いは、時に激しく 、時に優しく、私たちの心を揺さぶり、生き方にすら多大な影響を与え得る。このコーナーでは、そんな読書の喜びを共有するため、日経メディカル Online読者から寄せられた良書情報を掲載します。

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