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もう「お漏らし」は怖くない
“排泄”はデジタルヘルスの新鉱脈となるか

 “排泄”周りのヘルスケアサービスの開発が活況を呈している。キーワードは「失禁対策」と「健康チェック」。便や尿の漏れを予知したり検知したりするセンサーやそれと連携するスマートフォンアプリが、介護支援などへの応用に向けて続々と登場。便や尿を検体とし、健康や疾病リスクを判定するサービスでも多くの企業がしのぎを削っている。

 排泄は誰にとっても、最も身近な営み。一方で、排泄に悩みを抱えていても周囲や医師には相談しずらく、一人で抱えてしまいがちだ。排泄のトラブルは年を重ねるほど起きやすく、周囲にとっても排泄周りのケアは大きな負担になる。

 こうした難しさを抱えているからこそ、排泄はビジネスの視点からは「宝の山」ともいえる。人目に触れることなく使えるセンサーやアプリとの親和性は高く、新サービスの有望なフィールドだ。健康チェックの検体としても、痛みを伴わず何度でも繰り返し採取できるという優れた特徴がある。

 ベンチャー企業から大企業、研究機関まで、さまざまなプレーヤーがしのぎを削る排泄周りのヘルスケアサービスは、デジタルヘルスの新鉱脈と期待されている(図1)

連載の紹介

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