
こんにちは、総合南東北病院外科の中山祐次郎です。ただいま京都大学の公衆衛生大学院で勉強中です。
さて、今回は緊急寄稿でお送りしております。なぜなら、「乳腺外科医わいせつ容疑事件」の公判が久しぶりに再開されたからであります。私はこの外科医の先生を直接知っており、オペの指導を直接受けたことも何度もあります。同じ病院で働いていたことがあるのです。
本記事の結論を急げば、「最終的な判決が無罪でも有罪でも、どちらも地獄しかない」です。どういうことか、順を追ってお話しますね。
まずは本件について少し。詳細は日経メディカル記者さんの記事(関連記事)を参照していただきたいのですが、簡単に時系列でまとめます。