日経メディカルのロゴ画像

総合内科BASICドリル★総合内科偏差値70レベル★
55歳女性。主訴:意識障害

2017/06/12

主訴:意識障害のため搬入された。

現病歴:10日前から発熱と食欲低下とがあったが放置していた。本日急に意識障害が生じ救急搬送された。

既往歴:15年前から関節リウマチの診断で非ステロイド性抗炎症薬とプレドニゾロン5mg/日とを服用している。糖尿病とアルコール依存とを指摘されているが放置していた。

現症:意識レベルはJCS II-30。身長155cm、体重42kg。体温34.0℃。呼吸数 24/分。脈拍112/分、整。血圧90/40mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。皮膚は冷たく湿潤し、右中腹部~大腿に握雪感がある。

検査:血液所見:赤血球305万、Hb 8.6g/dL、Ht 25%、白血球3万7100(桿状核好中球 33%、分葉核好中球 55%、好酸球 0%、好塩基球 0%、単球 3%、リンパ球 9%)、血小板8.2万。PT 22.9秒(基準10~14)。血液生化学所見:血糖272mg/dL、総蛋白4.8g/dL、アルブミン 1.9g/dL、尿素窒素 101mg/dL、クレアチニン 4.2mg/dL、総ビリルビン0.3mg/dL、AST 87 IU/L、ALT 20 IU/L、LD 945 IU/L(基準176~353)、CK 585 IU/L(基準30~140)、Na 116mEq/L、K 6.0mEq/L、Cl 87mEq/L。CRP 14.3mg/dL。
大腿部X線写真および腹部X線写真を示す。

連載の紹介

総合内科BASICドリル
日々新たな知見が加わる内科診療。その最新情報をアップデートできている自信はありますか。本連載では、内科総合講座DVD『総合内科BASIC』を基に、内科診療における重要症例への対応法をクイズ形式で紹介します。各症例の総合内科偏差値は、本DVD発行元のマック・メディカル・アカデミー・コーポレーション独自のもので、重要度や遭遇頻度などから総合的に判断したものです。

この記事を読んでいる人におすすめ