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日常診療で咳を診る機会のある医師1036人に聞く Vol.3
「主訴:長引く咳」で経験した思いがけない疾患
最も多かったのは結核、次いで肺癌、GERDも

図1 長引く咳を主訴に受診した患者で経験した、思いがけない疾患は?(自由記述)

 この時期に診ることの多い、長引くを訴える患者。だがその背景には、意外な疾患が潜んでいることがある。長引く咳を主訴に受診した患者で、思いがけない診断に至ったケースについて自由意見で尋ねたところ、最も多かったのは肺結核気管支結核をはじめとする結核だった(図1)。「慢性咳嗽と診断して吸入ステロイドを処方していたが、実際は気管支結核だった」(呼吸器内科勤務医、卒後10~19年)というケースもあった。

 結核に次いで多かったのは肺癌だ。「念のために撮影したCTで肺癌病変を見つけた」(内科勤務医、卒後20~29年)、「前医で検査されていたにもかかわらず、肺癌だった」(外科勤務医、卒後10~19年)との声もあり、咳症状が改善しない場合には、肺癌を疑ってさらに精査する必要がありそうだ。

連載の紹介

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