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HoloLensに遠く離れた患者を3次元で投映
順天堂大が3次元オンライン診療システムを開発

 順天堂大学医学部附属順天堂医院脳神経内科教授の服部信孝氏、准教授の大山彦光氏、非常勤助教の関本智子氏らのグループがこのほど、世界初となる3次元オンライン診療システム「Holomedicine」を開発した。遠隔地にいる患者の3次元動作情報を、離れた場所にいる医師のヘッドマウントディスプレー(マイクロソフト社のHoloLens)に映し出し、患者が目の前にいるかのように診察できるという。研究成果は2020年9月14日にMovement Disorders誌オンライン版に掲載された(PubMedのリンクはこちら)。

 Holomedicineは、遠隔地にいる患者を3次元モーションスキャナー(マイクロソフト社のKinect v2)で撮影し、離れた場所にいる医師のヘッドマウントディスプレーにリアルタイムで投映する仕組みで、複合現実(Mixed Reality)の技術が用いられている。患者にもHoloLensを装着させ、音声通話機能と合わせれば、双方が対面しているかのような感覚を得ることができる(動画1)。

連載の紹介

シリーズ◎オンライン診療・遠隔医療
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