筆者は現在、急性期病院で総合診療医として勤務しているが、長い間呼吸器内科医として働いていた経緯があり、悪性腫瘍だけではなく慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に対する緩和ケアの必要性を感じることが多々あった。今後、高齢化が進みCOPD患者を診療する機会も増加することが予想される。今回は、COPD患者に対する緩和ケアのエッセンスについて述べたいと思う。
まず筆者が約15年前に経験した、印象深い症例を提示する。
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