40歳代女性。一過性意識消失、構音障害
構音障害が発生し脳梗塞が疑われたが、画像では所見が認められなかった。およそ半月後、めまいとろれつが回らない、一過性意識消失があったため、近隣病院に救急搬送されたが、同様に画像上所見がなく、経過観察となったが、患者が不安になり、都立墨東病院ERを受診した。
都立墨東病院(東京都墨田区)ERリレーカンファレンス
症例提示:山下恒聖(同院ERレジデント)、加藤太治(同院内分泌内科レジデント)
司会:明石暁子(同院救命救急センターER)
出席者:水谷真之(同院神経内科)、安田睦子(同院内分泌内科)
都立墨東病院ERに搬送された患者のうち、予想外の転帰をたどった症例について、まずERで診察に当たったレジデント、入院を受け持ったレジデントがプレゼンし、これを受けて各診療科の専門医がレクチャーと診療のアドバイスをするリレーカンファレンス。不定期で開催している。