吸入ステロイド投与を受けた小児喘息患者では、治療開始から2年の時点で偽薬群との間に見られた身長差がそれ以降も持続し、成人後の身長が偽薬群より平均1.2cm低かったことが、無作為化試験参加者の追跡調査で明らかになった。米New Mexico大学のH. William Kelly氏らが、NEJM誌2012年9月6日号に報告した。
海外論文ピックアップ NEJM誌より
NEJM誌から
吸ステ使用の小児は成人後の身長が平均1.2cm低い
当初2年間で生じた差がそのまま持続、無作為化試験参加の943人を追跡
2012/09/19
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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