Clostridium difficile(C.difficile)の市中感染例の疫学的・臨床的特徴を調べ、感染経路の特定を試みた研究で、患者の約1割は発症前12週以内の医療施設受診歴、抗菌薬の使用歴がないことが明らかになった。この結果から、既知の危険因子のみを対象とした対策では市中感染はなくせないことが示された。米疾病対策センター(CDC)のAmit S. Chitnis氏らが、JAMA Internal Medicine誌電子版に2013年6月17日に報告した。
海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA Intern Med誌から
C.difficile市中感染者の1割は受診歴も抗菌薬使用歴もなし
住民ベースと検査ラボベースのサーベイランスの結果
2013/07/04
大西 淳子=医学ジャーナリスト
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