労働基準監督署(労基署)が2006年中に立ち入り検査した医療機関のうち、約8割で何らかの労働基準法(労基法)違反があったことが、厚生労働省の集計で分かった。全業種の平均よりも高い割合となっており、医療機関の労働環境の改善が求められている。
対象となったのは、06年に労基署が立ち入り検査した医療機関1575カ所。何らかの労基法違反があったのは1283カ所で、全体の81.5%に当たる。全業種の平均値は67.4%だった。
主な違反の内訳は、以下の通り。
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