胃内視鏡検査で発見された胃癌患者の半数以上が、過去2年以内に内視鏡検査を受けており、癌を見逃されていた可能性が高い、というショッキングな報告があった。撮影不良や良性疾患との誤診例もあったが、前回の画像にはきちんと病変が映っていて、「単なる見逃し」と思われるケースも少なくなかった。東京で開催されている第73回日本消化器内視鏡学会総会のワークショップで5月9日、東京都多摩がん検診センター消化器科の水谷勝氏が発表した。
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【第73回日本消化器内視鏡学会総会】
内視鏡による胃癌見逃し、5割超も
8割が技量の問題、色素散布、画像のダブルチェックで改善可能
2007/05/11
中沢 真也=日経メディカル オンライン
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