様々なダイエット法が現れては消えるが、それらのメリットとリスクが科学的な方法で評価されることはほとんどないのが現実だ。米国Stanford大学のChristopher D. Gardner氏らは、米国で注目を集めている減量法のうち、炭水化物摂取量が異なる4通りの方法について、体重減少とメタボリックシンドローム危険因子に対する影響を比較した。その結果、炭水化物の摂取を厳しく制限するAtkins法が最も好ましいことが示された。詳細は、JAMA誌2007年3月7日号に報告された。
過体重または肥満の女性を対象とする1年間の研究で比較されたのは、以下の4つのダイエット法だ(表1)。このうち摂取エネルギーの制限が設けられているのはZone法とLEARN法、制限がないのはAtkins法とOrnish法だ。
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