先進国では、慢性疾患の予防を目的としてビタミンやミネラルのサプリメントを使用する人が非常に多い。しかし、新たな系統的レビューの結果、サプリメント全般に心血管疾患予防、癌予防、死亡リスクを低減する効果がないこと、βカロテンは喫煙者などの肺癌リスクを高める可能性が示された。米Kaiser Permanente Center for Health ResearchのStephen P. Fortmann氏らが、Annals of Internal Medicine誌2013年12月17日号に報告した。
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Ann Intern Med誌から
マルチビタミンに利益なし、一部は有害か
米国で年間市場118億ドルだが有効なエビデンスなし、系統的レビューから
2014/01/08
大西淳子=医学ジャーナリスト
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