転移性腎細胞癌(mRCC)治療には分子標的薬が次々に導入され、ガイドラインは年々更新されている。複数の薬剤がそろい、治療の選択肢が広がる一方で、より効果的で、より安全な治療アプローチを探索する動きが進んでいる。
第102回日本泌尿器科学会総会のセミナー「今後のRCCの最適な治療アプローチ」(座長:慶應義塾大学泌尿器科学教室教授 大家基嗣氏、共催:ファイザー)では、東京女子医科大学泌尿器科の近藤恒徳氏が、1次治療の重要性と、1次治療に適したスニチニブをより安全に使いやすくする方法について解説した。また、Dana-Farber Cancer InstituteのToni K. Choueiri氏は、2次治療以降で、いかに最適な治療を行うかを解説、さらにスニチニブ治療後にアキシチニブを投与して改善した症例を紹介した。
JUA2014
エリアレビュー・腎細胞癌
腎細胞癌の最適な治療アプローチを考える【泌尿器科学会2014】
東京女子医科大学泌尿器科准教授 近藤恒徳氏、米Dana-Farber Cancer Institute Director, Kidney Cancer Center Clinical Director, Lank Center for Genitourinary Oncology Toni Choueiri氏
2014/05/29
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