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エリアレビュー・肺癌(ALK阻害剤)
ALK陽性肺癌のファーストラインはクリゾチニブが標準治療に【ASCO2014】
近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門 中川和彦氏

2014/07/04

 昨年、ALK陽性肺癌の2次治療として、標準治療(ペメトレキセドまたはドセタキセル)に対するALK阻害剤クリゾチニブの有用性が、第III相試験PROFILE 1007で明らかになりました。そのデータはThe New England Journal of Medicine誌に掲載され、ALK陽性の肺癌患者における2次治療はクリゾチニブが標準治療であるという世界的なコンセンサスができたのです。しかし1次治療においては、標準治療のプラチナダブレットに対するクリゾチニブの優位性はまだ示されていませんでした。

 そこで、ALK陽性肺癌に対する1次治療として、クリゾチニブとプラチナダブレットを比較する第III相試験PROFILE 1014が行われました。その結果が今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO2014)で発表され、化学療法に対するクリゾチニブの有用性が示されました。これによりALK陽性肺癌の1次治療はクリゾチニブが標準治療であることが明確になりました。

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