日経メディカルのロゴ画像

 東京オリンピックまであと500日を切った。訪日外国人旅行者数は2017年に2869万人と、10年前の約3倍に増えている。また在留外国人も10年前は200万人程度だったが、この数年で急増し、2018年6月時点で264万人になった。

 海外からの人の移動が活発になる中、医療機関による外国人患者の受け入れが今、喫緊の課題とされている。この外国人患者の受け入れに関しては、筆者の記憶では数年前まで、比較的ポジティブな文脈で語られることが多かったように思う。例えば、「海外の富裕層を対象に、当院の最新医療機器による検診ツアーを行います」とか「専門病院ならではの技術力を生かして外国人患者に対する手術も手掛けます」といった具合だ。日本の優れた医療技術を海外の患者にも提供しようという先進的な取り組みで、ひいては病院経営の面でもプラスになると考えられていた。

この記事を読んでいる人におすすめ