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 甘味料によるアレルギーが、最近注目されている。今年5月の日本アレルギー学会春季臨床大会では、わが国初となる、甘味料による即時型アレルギーの全国調査の結果が示された(関連記事:2013.5.14「甘味料摂取で即時型アレルギーに」)。医師1079人への聞き取り調査で、21人の医師から33例(確定15例、疑い18例)の報告があった。原因としてはエリスリトールが15例で最も多く、キシリトールが10例、ステビアが2例と続いた。

 はらだ皮膚科クリニック(兵庫県西宮市)院長の原田晋氏も、甘味料の摂取による即時型アレルギーを経験した1人だ。患者は食直後から眼周囲の浮腫、顔面紅潮、全身性膨疹などの症状を繰り返しており、アナフィラキシーを来したこともあった。

 食物アレルギーは原因を特定できれば、摂取を避けることで発症を回避できる。しかし、甘味料によるアレルギーは、原因の特定が難しかったり、原因を特定しても摂取を避けられないといった問題がある。

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