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DI記者の「この人に聞きたい!」◆山下 友美氏(漫画家、薬剤師)
「中世の薬剤師の漫画『薬師アルジャン』を描いたことが、日本の民間薬との出会いにつながりました」

山下 友美(やました・ともみ)氏:漫画家、薬剤師(上は自画像)。1988年、共立薬科大学(現・慶応大学薬学部)在学中に漫画家としてデビュー。90年の卒業後、病院や診療所の院内薬局に薬剤師として勤務しながら執筆活動を続けた。現在は専業の漫画家。2004年から09年に薬剤師が主人公のファンタジー『薬師アルジャン』(秋田書店、単行本は全11巻)を連載。13年、『ドラッグストアレポート』(薬局新聞社)に連載したルポ漫画をまとめた『Gペン潜入記~薬を巡る旅』を自費出版。

 どんなに言葉を重ねても、一葉の写真、一枚の絵にはかなわない──。製薬会社の工場や資料館、ドラッグストアなどをルポした山下氏の漫画『Gペン潜入記~薬を巡る旅』からは、現場の様子が手に取るように伝わってきます。山下氏は薬剤師資格を持つ漫画家で、実際に薬剤師として働いていた期間があります。代表作『薬師アルジャン』の主人公は中世の薬剤師。散剤の希釈や矯味剤の添加などの「調剤の技」や、医師と薬剤師がなぜ別の職業として確立されているかなどが、物語の中にしっかりと描かれています。この漫画からつながったご縁で、今年の「神農祭」(11月22~23日、大阪・道修町)で漫画の展示と販売を行うことになったとか。そんな山下氏に、薬剤師としての経験が、漫画家としての仕事にどう生きているのかを聞きました。(インタビュー収録:2013年10月8日。DI記者の「この人に聞きたい!」は、定期的に掲載するインタビューコーナーです。日経DIデジタルの読者限定でお読みいただけます)

──山下さんは大学3年生のときに漫画家としてデビューして、卒業後は病院に勤務しながら漫画雑誌への執筆を続けたそうですね。兼業生活は大変だったのでは。

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