
薬学ゼミナール(薬ゼミ)学長の木暮喜久子氏
「全体として、第106回の難易度は105回よりやや低かった。得点分布を104回、105回と比べてみても、この傾向が読み取れる」――。2021年2月20日、21日に行われた第106回薬剤師国家試験の難易度について、学校法人医学アカデミー薬学ゼミナール(薬ゼミ)学長の木暮喜久子氏はこう話す。薬ゼミ自己採点システムのデータ(2月23日8時時点、集計数1万1073人)では、第105回に比べて平均得点率で1.1ポイント増の68.6%、得点で3.1点高い236.5点となっているという。