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厚労省の薬剤師国家試験制度改善検討部会が基本方針を見直し
薬剤師国試の合格基準を緩和、相対基準に

 厚生労働省医薬・生活衛生局(旧医薬食品局)は、薬剤師国家試験の出題・採点形式などの改正に関する局長通知「『新薬剤師国家試験について』の一部改正について」(薬食発0930第17号)を2015年9月30日付で各都道府県に通知した。来春の第101回薬剤師国家試験から適用される。

 改正内容は下表の通り。必須問題の科目ごとの最低ラインを50%から30%に引き下げるほか、一般問題については科目ごとの得点に関する基準を廃止する。合格基準が緩和されることで、現行の「全問題への配点の65%」を満たさなかった場合でも合格するケースが出る可能性がある。

表 薬剤師国家試験の合格基準の変更点

現行の薬剤師国家試験合格基準
以下の全てを満たすこと。
(1)全問題への配点の65%を基本とし、問題の難易を補正して得た実際の総得点以上であること
(2)一般問題について、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の35%以上であること
(3)必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の50%以上であること

新しい薬剤師国家試験合格基準(第101回より適用)
以下の全てを満たすこと。
(1)問題の難易を補正して得た総得点について、平均点と標準偏差を用いた相対基準により設定した得点以上であること
(2)必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること

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