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感染性胃腸炎が大流行の兆し
嘔吐物や糞便の処理に注意を

 感染性胃腸炎の報告数が10月中旬から増加が続いており、第44週(10月29日~11月4日)の定点当たり報告数(5.58)が、2000年以降で2006年に次ぐ高い値となっていることが、国立感染症研究所感染症発生動向調査で明らかになった。

 感染性胃腸炎の患者発生は、例年、10月から11月にかけて流行が始まり、12月中旬頃にピークとなる傾向がある。大半はノロウイルスやロタウイルスのウイルス感染を原因とするものであると推測されている。
 
 ノロウイルスの感染経路としては、以前は食中毒としての経口感染がよく知られていたが、最近では、感染後の発症者や無症状病原体保有者との接触感染、さらに患者の嘔吐物や下痢便を介した飛沫感染などの、ヒト-ヒト感染が問題になっている。そのため、感染予防には、流水・石けんによる手洗いの励行と吐物や下痢便の適切な処理が重要だ。

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