
抗不整脈薬は、TDM(therapeutic drug monitoring:治療薬物モニタリング)が必要とされる薬剤が多いこともあり、つい副作用のモニタリングを病院や診療所などに依存してしまいがちです。
でも、60日や90日といった長期処方が当たり前になっているこの時代(いずれはリフィル処方となっていくでしょうし)、薬局でもこうした薬剤の過量服用のサインを見逃さないように、知識を身につけておく必要があります。
今回はハイリスク薬の一つである抗不整脈薬の中から、メキシレチン塩酸塩(商品名:メキシチールほか)について解説します。