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薬剤師として知っておきたい自助具の話

2019/01/04

(イラスト:宮崎徹)

 今回は自助具の話をしましょう。

 関節リウマチが進行し、手指の関節が炎症を起こし、こわばり、ついには変形したりすると、巧緻性が失われ細かい作業が上手にできなくなります。

 抗リウマチ薬は関節炎と変形の進行を食い止めてはくれますが、残念ながら機能を失い、変形した関節が元に戻ることは少ないと言えます。

 このため、患者さんの制約された機能を補うための、装具や自助具と呼ばれるいろいろな道具が開発されています。手作りの道具から、アイデアグッズとして特許を取得して量産されているものまで様々です。

著者プロフィール

宮崎徹(厚生連高岡病院[富山県高岡市]薬剤部)◎富山県生まれ。1989年に名城大学薬学部を卒業、同大薬学専攻科に進学。専攻科修了後から病院薬剤師として研さんを積み、99年から厚生連滑川病院、2018年から厚生連高岡病院に勤務。現在は関節リウマチと低栄養の治療に関心を持ち、日々奔走。日本リウマチ財団登録薬剤師、日本静脈経腸栄養学会学術評議員・NST専門療法士。座右の銘はPatient-Oriented。

連載の紹介

宮崎徹の「関節リウマチの話をしませんか」
関節リウマチはこの20年ほどで新薬が多数登場し、その予後は劇的に変わりました。しかし患者の不安が完全に解消されたわけではなく、むしろ服薬指導を担う薬剤師の役割は、より重要になっています。富山の病院でリウマチ治療を18年間見つめてきた宮崎徹氏が、見聞きし、経験してきた治療のあれこれを、病院薬剤師ならではの視点で綴ります。

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