東京保険医協会が作成・配布している、「ジェネリック(後発医薬品)は医師に相談して」と題したポスター。既に多くの方がご存じのことと思いますが、公表されてから数カ月ほどの間に、このポスターがさまざまな波紋を呼びました。
1つは、3月26日付で表明された、日本ジェネリック医薬品学会からの意見です。
【日本ジェネリック医薬品学会】東京保険医協会発表のポスターに関する意見書(2012年3月26日)
日本ジェネリック医薬品学会は、ポスターの記載内容の多くについて、ジェネリック医薬品に関する大きな誤解が見受けられるとし、1つ1つの問題について丁寧に指摘した上で、「早急なポスターの回収または内容の変更の検討」を求めました。
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
一歩引いてジェネリック論争を眺めてみる
2012/05/23
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著者プロフィール
熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。
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