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麻薬廃棄のイロハ その2

2014/01/27

 前回のコラムに引き続き、調剤済み麻薬の廃棄についてお話します。今回は実際の廃棄方法についてです。

 麻薬を廃棄した経験がない方は多いと思いますが、これからは地域包括ケアシステムが整備されて、医療はもっと入院から在宅へとシフトしていきますから、麻薬廃棄に関わる機会も増えてくるでしょう。

 さて、私はいつも、東京都福祉保健局による医療用麻薬廃棄方法推奨例一覧を見て、廃棄しています。

 以下、最近廃棄した3つの薬剤について感じたことをまとめました。

●ピーガード錠20mg(一般名モルヒネ硫酸塩水和物)
 上記の資料通りに、お湯に入れてみました。徐放剤ということで想像はできましたが、変化がなかったので、乳棒で粉砕してみました。すると、フィルムが剥がれてきて、さらに粉砕すると中身は溶解してフィルムだけ(写真1左)になりました。

著者プロフィール

堀籠淳之(中央薬局[北海道旭川市])
ほりごめ あつし氏 北海道旭川市生まれ。東京薬科大学卒業後、同大学の大学院に進学し、薬学専攻博士課程を修了。1999年に旭川に戻って父親が経営する中央薬局に就職し、2010年に代表取締役に就任。本人のブログ「旭川の薬剤師道場」も好評連載中。

連載の紹介

堀籠淳之の「日々是精進!薬剤師道場」
博士号を持ち、薬局経営者になった今も、自らを厳しく律して精進に励む“武闘派”薬剤師の堀籠氏。積極的に参加している勉強会や研修会で仕入れたホヤホヤの医薬品情報・医学的知識や、日常の薬局業務の中で感じた疑問、薬剤師や薬業界に対するメッセージなどを熱く綴ります。

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