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循環器プレミアム速報
2010年に日本で最も売れた薬はブロプレス
薬効群別でもRA系抑制薬がトップ、IMSジャパンデータから

2011/03/03
大滝 隆行

 医薬品市場調査会社IMSジャパンが2月25日に発表した、2010年1~12月の国内医療用医薬品の売上高データによると、国内で最も売上金額が高かった製品はブロプレス(一般名カンデサルタン)だった。薬効群別でも、レニン・アンジオテンシン(RA)系抑制薬が、売上の伸びが著しい抗腫瘍薬を抑えて1位をキープした。
 
 今回IMSジャパンがまとめたデータは、国内の病院市場(ベッド数100床以上の医療施設)と開業医市場(ベッド数99床以下の医療施設)、その他(主に調剤市場)を合わせた医療用医薬品の売上金額と対前年同期伸長率。2010年の医療用医薬品の総売上高は、薬価ベースで前年を220億円ほど上回り、前年比0.2%増の8兆8736億円だった。病院市場は3兆4934億円で2.8%増加したが、開業医市場は2兆1522億円で3.8%減だった。

 薬効群別の売上金額を見ると、2010年の上位10薬効の顔ぶれは前年と変わらなかったが(表1)、4薬効において順位の変動があった。スタチンをはじめとする脂質調整薬および動脈硬化用薬が09年の4位から3位へ、代わりに制酸薬・鼓腸および潰瘍治療薬が3位から4位に順位を下げた。

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