怒涛のスピードで発信される世界の循環器領域の臨床試験の結果をキャッチアップするために、J Am Coll Cardiol誌のSummaries of Key Journal Articlesは、その短さとコメントが優れている。今回、2012年1月3日号(vol.59、no.1、p.1-8)掲載の同記事を基に、さらにコンパクトにして紹介してみた。忙しい臨床の先生方に、緻密さは欠けるが最近のトピックを振り返る「よすが」を提供できれば幸いである。
駒村和雄の「健康寿命で行こう」
J Am Coll Cardiol誌SCANNING THE LITERATUREから
JACCのEditorが選んだ重要論文―2012年1月(1)
ACTIVEサブ解析、FAST、PALLAS、PROFESSサブ解析など
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著者プロフィール
駒村 和雄(国際医療福祉大学熱海病院)こまむらかずお氏。1956年生まれ。東京大学経済学部・大阪大学医学部卒。大阪警察病院、ハーバード大学留学などを経て95年から国立循環器病センター。98年、同センター研究所室長。2008年、兵庫医療大学教授。2009年、武田薬品中央総括産業医。2016年、神戸学院大学教授。2018年、国際医療福祉大学熱海病院 病院教授、兵庫医科大学非常勤講師および横浜市立大学客員教授。

連載の紹介
駒村和雄の「健康寿命で行こう」
2009年にNMO循環器プレミアムのコラムとしてスタートした「論説・総説を読む」が、バージョンアップしました。国立循環器病センターで重症心不全の臨床に長年携わり、ACCやAHAのフェローを務める駒村氏。同氏が現在かかわっている医療系教育研究や高齢者医療の現場から、今、わが国の第一線の医療現場で問題となっている話題を幅広く取り上げ、Evidence Basedで論じます。
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