降圧薬を使用したランダム化比較試験(RCT)に参加した約32万例の患者データを使用して、複数の降圧薬と癌の関係を検討するネットワーク・メタ解析を行ったところ、降圧薬の単剤投与と癌および癌関連死の間には有意な関係は見られなかった。ただし、ACE阻害薬とアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の併用では癌リスクの増加が認められた。この結果は11月30日、Lancet Oncol誌オンライン版に掲載された。
循環器プレミアム:新着文献
Lancet Oncol誌から
降圧薬による発癌リスク、単剤投与では増加せず
ACE阻害薬とARBの併用ではリスク増、ネットワーク・メタ解析の結果
2010/12/17
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。