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J Am Coll Cardiol誌から
AMIに対するPrimary PCIはPhysician Volumeが効く
施設の実施件数と術者の経験数を合わせたvolume-outcome関係を評価

2009/03/06
岡本 絵理=メディカルライター

 米ニューヨーク州の経皮的冠動脈インターベンション(PCI)レジストリーを用い、急性心筋梗塞AMI)に対するprimary PCIについて、施設および術者の年間実施件数と院内死亡率について調査したところ、施設の年間実施件数と院内死亡率の関係は、術者の経験に大きく影響されることが分かった。同州にあるモンテフィオーレ・メディカルセンターとアルバート・アインシュタイン大のグループが、J Am Coll Cardiol誌2月17日号に報告した。

 施設および術者のいずれについても、PCIの年間実施件数が多いほど成績も良くなるvolume-outcome関係があることが知られている。だが、施設の実施件数と術者の実施件数をあわせて検討したプラクティカルな評価は、まだ確立していない。

 同PCIレジストリーには、41施設で266人の術者により実施され、2000年1月1日~02年12月31日に退院した患者として12万8230例が登録されていた。この中から胸痛発症後12時間以内で線溶剤を投与されていない急性心筋梗塞症例7321例をprimary PCI症例と定義して検討対象とした。施設の実施件数は1~172件/年、術者の実施件数は1~55件/年の範囲にあった。

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