心臓突然死の一次予防を目的とした植え込み型除細動器(ICD)装着の適否を判断する方法として、低侵襲のマイクロボルトT波交互脈検査(microvolt T-wave alternans:MTWA)と、従来の電気生理学的検査(EPS)を比較したところ、MTWAの有効性はESPに劣らず、MTWAとEPSを組み合わせることでさらに適応を絞り込めることがわかった。この結果は、J Am Coll Cardiol誌2月10日号に掲載された。
循環器プレミアム:新着文献
J Am Coll Cardiol 誌から
ICD装着の適否判定にT波交互脈検査が有効
ABCD試験の結果、ESP検査との併用で判定精度がさらに向上
2009/02/20
岸野 美奈子=滋賀県赤十字血液センター
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