冠動脈疾患を疑う症状があり従来の冠動脈造影検査(conventional coronary angiography:CCA)が必要とされた患者を対象に、64列CTによる冠動脈造影検査(CTCA)を実施してCCAの結果と比較したところ、CTCAは冠動脈の有意狭窄を除外する手段としては信頼できるが、閉塞の重症度を過大評価する傾向にあることが確認された。この結果は、J Am Coll Cardiol誌12月15日号に掲載された。
循環器プレミアム:新着文献
J Am Coll Cardiol誌から
64列CTの診断精度は冠動脈造影と同等か?
除外診断には有効だが重症度を過大評価する傾向も
2009/01/08
岸野 美奈子=滋賀県赤十字血液センター
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。