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医師のライフイベントをどう支援?
キャリア自己責任時代の働き方を考える
第7回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会での取り組み

2016/07/12
賀來 敦=岡山家庭医療センター

 初期臨床研修制度や、2017年度から始まる新専門医制度の導入によって、キャリアの自由度、流動性が高まり、キャリアの自己責任化が進んでいます。一方で、育児や介護などで時間に制約のある医師の離職や、地域医療とライフイベントの兼ね合いなど、様々な障害が医師のキャリアには存在しています。例えばへき地では、医師自身が出産するときに掛かれる産婦人科が近くにないケースがあります。また高齢出産や激務の中で出産する場合だったとしても、産婦人科の3次救急が近場にない可能性があります。出産後も、休日保育や24時間保育、病児保育といった保育のリソース、教育のリソースが不足していることもよくあります。

 こうしたキャリアの障害を乗り越えるために、日本キャリア開発協会のキャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)資格を持つ臨床医として、今回私が日本プライマリ・ケア連合学会の学術大会で行った取り組みをご報告します。

ケースを通じて働き方の多様性への対応策、具体的な支援策を考える
 大会初日は、ワークショップ「組織内キャリアマネジメントと個人のキャリア支援の統合」を実施しました。公募企画の1つですが、昨年に引き続き2年連続で採用していただき、平日にもかかわらず今年も30人以上の応募がありました。

著者プロフィール

Cadetto.jpにレポートをお送りいただいた全国の若手医師や医学生たち。経験を発信したい皆さまからの寄稿をお待ちしております。

連載の紹介

体験リポート
若手医師や医学生たちによる体験リポート。病院見学や各種のワークショップ、勉強会などへの参加や、自らの取り組みを通じて得た経験を、全国の医師、医学生に向けて報告します。

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