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泌尿器科Q&Aシリーズ《11》
尿管切石術後、尿管狭窄をどう警戒する?

2020/12/16
AntaaQA
尿管切石術後、尿管狭窄をどう警戒する?の画像

<泌尿器科医A>
尿管吻合後の閉塞に関する対応について


81歳男性。右尿管結石症および結石性腎盂腎炎の診断(写真1)で、尿管ステントを留置するも、右尿管結石より上に進めることができずにタゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム(TAZ/PIPC)による保存的加療で軽快しました。

その後、経皮的腎砕石術(PNL)を行うも、尿管粘膜に結石が覆われており砕石できず、腹腔鏡下尿管切石術にて結石を回収、右尿管を吻合してステントを留置しました。2カ月後の外来で超音波検査にて右水腎症がなく、腎機能等確認して右尿管ステントを抜去致しました(写真2)。

その3週間後に外来フォローで再度、CTを撮像したところ、右水腎症(写真3)と吻合部に脂肪混濁(写真4)を認めました。身体所見や尿検査では特記事項なく、腎機能も軽度低下している状況です。切石術後のフォローに経験がなく相談させていただければと思います。よろしくお願いいたします。

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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