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感染症科Q&Aシリーズ《10》
経過良好な前立腺膿瘍患者、TUR-Pは必要?

2020/11/30
AntaaQA
経過良好な前立腺膿瘍患者、TUR-Pは必要?の画像

<泌尿器科医>
ドレナージの必要性について


67歳男性、前立腺膿瘍の症例です。
前立腺膿瘍の疑いで当院に紹介されました。MRI検査を行って前立腺膿瘍と診断。尿培養で緑膿菌を認めましたので感受性を確認してピペラシリン(PIPC)を継続して投与しています。入院して3日目でCRP 0.25mg/dL、発熱なく比較的安定しています。

抗菌薬のみでのコントロールが困難であれば経尿道的前立腺切除(TUR-P)でドレナージを予定していましたが、現在コントロール良好であり、本人の退院希望が強く、抗菌薬を終了してコントロールよければTUR-Pをせず、経過観察が可能かどうかを現在検討しております。既往に糖尿病があり、今後の再燃も考慮してTUR-Pをしておく方が無難でしょうか。ご教授よろしくお願いいたします。

著者プロフィール

Antaa●あんたー。「つながる力で医療を支える」を合言葉に、医師による医師のための活動をしています。主に、医師同士のQAアプリ「AntaaQA」や医療者のためのスライド共有「AntaaSlide」を運営しています。

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