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先生の病棟、今の機能のままで大丈夫ですか?
知られていない医療経営の「2018年問題」

2013/04/20

 6年に1度の診療・介護報酬ダブル改定が実施された昨年は、医療経営の将来を占う上で非常に重要な年となりました。「2025年モデル」と「地域包括ケアシステム」という方向性が示され、報酬面でも、その実現に向けた見直しが行われたからです。

 では、今後の医療経営を考える上で、次の大きな節目となるのはいつだと思いますか?

 それは2018年です。理由は、「2012年と同じくダブル改定が予定されている」というだけではありません。第7期医療計画が始まる年でもあり、さらにその医療計画が、従来とは異なる性格を帯びることになりそうだからです。

病棟別の機能を丸裸にする「報告制度」
 従来の医療計画では、二次医療圏ごとの基準病床数に対する一般・療養病床全体としての過不足などは示されていましたが、病床「機能」別の需給ギャップまでは盛り込まれていませんでした。しかし、第7期計画では、そこまで明らかになりそうなのです。

 そのためのデータ収集を担うのが、厚生労働省の「病床機能情報の報告・提供の具体的なあり方に関する検討会」で議論が進んでいる「病床機能情報の報告制度」(表1)。これは、各病院・有床診療所が持っている病床の機能の現状と今後の方向性を「病棟」単位で都道府県に自己申告するものです。

連載の紹介

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