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預かった保険証を紛失! 心当たりをたどると…

2019/11/21

 あってはならないことが起きた。診療を終えた高齢の患者Aさんから会計時に、「保険証を返してもらっていない」と指摘があったのだ。受付したのは5年目の若手スタッフ。どこを探しても保険証はなく、深く陳謝してとりあえず帰宅してもらった。

 当院では初診時と月初の診療時に、保険証の番号や有効期限、給付割合の変更の有無などを確認し、カルテと診察券にチェックして患者さんにすぐ返している。患者さんの高齢化に伴い、「(勘違いして)返してもらっていない」「どこにしまったか分からない」との問い合わせが増えているので、患者さんが鞄にしまうまで見届けるよう徹底している。それなのに保険証の紛失が起きた。

 当のスタッフに確認してみると、問題の時刻には、保険証を確認してお返しする方が数人続いていたという。「そういえばあのとき、AさんとBさんの保険証を確認して、Bさんだけに返したような気が……。Bさんの保険証はカード式でなく、紙タイプだったので、そこに挟み込んだのかもしれません」とのことだった。そこで、既に帰宅していたBさんに連絡すると、案の定、Aさんの保険証があることを確認できた。

連載の紹介

はりきり院長夫人の“七転び八起き”
開業21年目の無床診療所で、院長である夫を支える。持ち前のバイタリティーと患者目線のきめ細かな気配りで、医院の活性化に日々努めている。(このブログは、医療と介護の経営情報誌「日経ヘルスケア」で連載されている同名の人気コラムの転載です)

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