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パンデミックに挑む

「Warnings over‘super infectious’Japanese flu」
ジャパニーズインフルエンザ、海外で騒動に

2018/01/30
勝田吉彰(関西福祉大学)

勝田吉彰氏

 これまでインフルエンザが、ある特定の国名を冠した呼称で呼ばれる事象が歴史上何度か見られてきた。スペインかぜ、アジアかぜ、ソ連かぜ……。そして今、Japanese fluなる珍病名が海の向こうイギリスのマスコミを賑わせている。

 日本ではA/H1N1pdm2009とB型(山形系統)が同時並行で流行しているが、かの国でもまた、B型(山形系統)が流行しており、それが「Japanese flu」とマスコミ命名されて見出しを賑わせている。いわく「猛烈に感染するジャパニーズインフルエンザが我が国で流行、ご注意を(Warnings over‘super infectious’Japanese flu which is now spreading in Britain)」といった具合に1)。そして、ジャパニーズインフルとは何ぞやと丁寧に解説する記事が大衆紙にも高級紙にも出て来ている2)3)ことから、これがあおり記事ではなく定着した表現のように見受けられる(実際に記事内容はB型インフルエンザについて淡々と解説したものになっている)。

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