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パンデミックに挑む

中国中心に鳥インフルエンザH7N9のヒト感染が続く
家禽類との接触は避けて、外務省が海外安全情報

 中国を中心に鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染が続いていることから、外務省は4月18日、海外安全情報を発表。発生地域へ渡航あるいは滞在する場合は、生きた鳥を扱うライブバード・マーケットや家禽飼育場に立ち寄らないよう呼び掛けている。

 中国では昨年11月以降、鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染例が相次いで報告されている。国家衛生・計画生育委員会(NHFPC)の発表によると、昨年11月に6人の感染例が確認され、12月には106人へと急増した。今年に入ってからも患者の報告が続き、1月には192人、2月には160人と近年にない増加となった。3月も96人と高水準にある(図1)。

 死亡例も昨年12月以降、20人、79人、61人、47人と続いている。昨年11月からの累積致死率は37%だった。

 昨年末以降、香港でも5例(うち死亡1例)、マカオでも2例の報告がある。

 香港衛生署衛生防護センターの集計では、2016年10月から2017年4月15日までに595例の感染者が確認されている。2013年に1例目が報告されてからは、1393例となった。

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