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パンデミックに挑む

感染の可能性があるのは3月28~30日の利用者
関空の職員に麻疹患者、大阪府が注意呼びかけ

 大阪府は4月7日、関西国際空港内の事業所に勤務する20歳代女性が麻疹と確認されたと発表した。3月28~30日に同空港を利用した人は、麻疹に感染する可能性があるとし、疑われる症状がある場合は、事前に電話で連絡したうえで医療機関を受診するよう呼び掛けている。

 発表によると、患者は泉佐野保健所管内に在住する20歳代女性で、麻疹の予防接種歴があった。

 3月29日に発熱、31日に医療機関を受診した。4月1日には発疹があり、週明けの3日に医療機関を受診した。検査の結果、4月6日に麻疹と診断された。現在は回復しているという。

 この従業員から麻疹感染の可能性があるのは、3月28~30日に同空港を利用した人。府によると、今回の患者との接触した人に、麻疹の症状が出るのは4月21日までだという。

 関西国際空港では昨年、空港内の事業所に勤める従業員を中心に麻疹の集団感染が発生。8月中旬から患者発生が相次ぎ、1カ月余り後の9月29日に終息宣言が出された。この間、33人の空港職員が麻疹を発症した。

 その後の大阪府立公衆衛生研究所の検討で、この時の集団感染では、検出された麻疹ウイルスはH1型で、その配列は全ての検体で一致していたことが明らかになっている。

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