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パンデミックに挑む

乳児も感染、患者総数は1カ月足らずで34人に
麻疹の3次感染例が8人に、家族や職場同僚も

 山形県で発生した麻疹集団感染で、3次感染例が8人に拡大した。2次感染者の家族や職場の同僚などで発生しており、患者総数は乳児を含む34人に増加した。

 山形県の発表によると、3月31日に新たに4人の患者(31~34例目)が確認された。31例目は、30歳代女性で山形市在住。3月28日に発熱、倦怠感があり医療機関を受診。同月30日に再び医療機関を受診。3月31日に山形県衛生研究所の検査で麻疹陽性と判明した。2次感染者の家族だった。

 32例目は乳児(男児、山形市在住)で31例目と同じ家族だった。3月30日に発熱、鼻水、咳があり医療機関を受診。31日に麻疹と確認された。

 33例目は20歳代男性(山形市在住)で、2次感染者の職場の同僚だった。3月30日に発熱(37.7℃)、頭痛があり医療機関を受診。31日に陽性と分かった。

 34例目は20歳代男性(米沢市在住)で、こちらも2次感染者の職場の同僚だった。33例目と同じ職場かどうかは未確認。3月30日に発熱(38℃台)、関節痛があった。31日に鼻水、倦怠感があり医療機関を受診。同日に麻疹と判明した。

 山形県で発生した麻疹集団感染の患者は、3月31日現在で34人となった。男性が76.5%と多く、年代別では20歳代が38.2%で最も多く、30歳代が32.4%、10歳代が20.6%と続く。患者が確認された自治体は、山形県が27人(初発例の横浜市在住患者も含む)と最多で、東京都の3人、埼玉県、三重県、宮城県、滋賀県のそれぞれ1人となっている。

 今後は、増加が目立ってきた3次感染がどこまで広がるのか、注視しなければならない。

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