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パンデミックに挑む

自動車教習所の教官も陽性、患者総数は30人
山形の麻疹集団感染、3次感染例が4カ所で4人に

 山形県で発生した麻疹の集団感染で、3次感染例が4カ所で4人と拡大した。初発患者が通っていた自動車教習所の教官にも1人の感染者が確認されており、3月30日現在で患者総数は30人となった。

 山形県によると、3月30日に新たに1人の麻疹患者が確認された。患者は30歳代の男性(山形市在住)で、27例目の患者と同じ職場の従業員だった。この職場での3次感染例は2人目となる。

 一方、3月29日には、2人の麻疹患者を発表。1人は30歳代男性(米沢市在住)で、初発患者が通っていた自動車教習所の教官だった。自動車教習所で麻疹患者が相次いで発生したことを受け、3月20日に予防策として緊急ワクチン接種を受けていた。だが、翌21日に発熱、悪寒が出たため医療機関を受診。22日に山形県衛生研究所で遺伝子型検査を実施したところ、初発患者からの感染と判明した。

 もう1人は、20歳代男性(酒田市在住)で、3月28日に発熱(37.4℃)があり医療機関を受診。29日の衛生研究所の検査で麻疹陽性と判明した。この患者は、2次感染者が立ち寄った営業施設(地域は未公表)の従業員だった。これで、2次感染者が立ち寄った営業施設で確認された患者は2例となった。それぞれの営業施設は別の施設だった。

 これにより3次感染例は、別々の営業施設での2人、2次感染者の職場での2人の計4例となった。

 山形県は現時点で、それぞれの患者の感染経路や接触者を把握できていると話している。

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