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パンデミックに挑む

一挙に6人の患者が発生、地域も4県に広がる
山形県の麻疹感染、新たに三重県でも患者

 バリから帰国した20歳代男性を発端とする麻疹感染は、新たに6人の患者が確認され計13人となった。1人は三重県で報告されており、地域的な広がりも見せている。いすれも初発例が通っていた自動車教習所や宿泊施設での接触歴があったか、接触の可能性が高かった事例だった。

 山形県のまとめでは、初発例が確認された3月9日以降、麻疹と確定した患者は3月17日に1例、18日に1例、19日に2例、20日に2例と推移していたが、22日には一挙に6例が確認された(表1)。

 患者が確認された地域と患者数は、山形県が10人、宮城県、埼玉県、三重県がそれぞれ1人だった。いずれも初発患者が通っていた山形県置賜地域の自動車教習所や宿泊施設での接点があった。患者背景を見ると、10歳代が4人、20歳代が5人、30歳代が3人、40歳代が1人で、男性が9人、女性が4人となっている。

 新たに確認された6人のうち、3人は初発例が宿泊していた施設の従業員だった。残りの2人は宿泊施設の利用者、1人は初発例と同じ自動車教習所に通っていた。

 患者の中には、症状が出現する前に多数が集まる商業施設や公共交通機関を利用した人もおり、各自治体は感染が拡大する危険があるとして注意喚起を行っている。

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