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パンデミックに挑む

10歳代と20歳代がそれぞれ3人、40歳代が1人
山形県の麻疹感染が拡大、埼玉県や宮城県でも患者確認

 バリから帰国した20歳代男性を発端とする麻疹感染が広がりを見せている。3月9日に初発例が確認されて以降、3月20日までに7例に増加した。患者が確認された地域も、山形県から埼玉県宮城県に広がった。患者の中には、症状が出現する前に多数が集まる商業施設や公共交通機関を利用した人もおり、各自治体は感染が拡大する危険があるとして注意喚起を行っている。

 山形県が集約している麻疹患者は3月20日までに7例となり、いずれも初発患者が通っていた山形県置賜地域の自動車教習所や宿泊施設での接点があった(表1参照)。患者背景を見ると、10歳代と20歳代がそれぞれ3人、40歳代が1人で、男性が5人、女性が2人となっている。症状が表れてから麻疹と確定するまでの日数は、初発例が6日と長かった以外は、1日から4日だった。

 7例のうち、3例目は宮城県で、4例目は埼玉県で確認され、残り5例は山形県で確定した。表1の経過にあるように、3例目は3月15日の夕刻に、仙台駅周辺の商業施設を利用していたことが分かっている。また4例目には、3月16日夕方から17日夕方まで、山形県酒田市内での飲食及び公共交通機関の利用があったことが明らかになっている。

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