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パンデミックに挑む

東広島市の麻疹感染、8例目を確認
麻疹患者との接触者を特定できない施設は3カ所

 広島県感染症・疾病管理センターは3月8日、東広島市内で新たな麻疹患者が確認されたと発表した。2月8日以降、インドネシアから帰国した初発患者を機に複数の麻疹患者が発生しており、これで8例目となった。県は、麻疹患者との接触者を特定できない3施設を公表し、注意喚起を続けている。

<参考記事>国立感染症研究所感染症疫学センター・多屋馨子氏に聞く
麻疹診療で知っておくべき5つのポイント

 発表によると今回確認された患者は、東広島市内の保育園児。麻疹ウイルスの遺伝子解析の結果、これまでの7例と同じであることが判明している。同じ保育園では、4例の患者が確認されている。

 3月8日現在、接触者を特定できない麻疹患者の利用施設は、呉記念病院を含む3施設(表1)。いずれも不特定多数の利用者があったとみられ、全ての接触者を特定できていないことから、施設名を公表し広く注意喚起を行っている。

 県は、患者と同じ利用日に施設を利用した人は「麻疹に感染している可能性がある」と明記。発症が想定される期間は利用日から10~12日間程度と説明した上で、この間に麻疹を疑う症状が出た場合は、必ず事前に医療機関に連絡し、速やかに受診するよう求めている。

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