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パンデミックに挑む

政府、ジカ熱を感染症法の4類に指定
「ジカウイルス病」と「先天性ジカウイルス感染症」に類型

 政府は2月5日の閣議でジカ熱ジカウイルス感染症)を感染症法の4類に指定することを決定した。15日の施行となる。ジカウイルス病先天性ジカウイルス感染症の2つに病型が分類され、関連性が強く疑われている小頭症については後者として対応する。

 これにより、ジカウイルス感染症と診断した医師は直ちに、最寄りの保健所に届け出ることが求められる。また、国内発生の場合は発生の原因などの調査が行われ、ジカウイルスを媒介する蚊(ヒトスジシマカなど)の駆除も実施されることになる(表1)。既に日本では、ヒトスジシマカが媒介するデング熱の国内発生があったのを機に媒介蚊の駆除が進められている。

 なお、ジカウイルス感染症の診断には、血清や尿などの検体をもとに、realtime RT-PCR検査でジカウイルス(ZIKV)RNAを同定する必要がある。このため厚労省は、来月上旬を目途に全国各地の検疫所などで検査ができるよう体制を整備することにしている。

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